大人の小さな気づきが成長を加速させる

前々回に投稿した下記の記事の続きがありました。

昨年末からの4年生に対するセミナーを行ってきました。

前回2月のテーマは「理想のチーム像」ということで、子どもたちにどんなチームがカッコいいのかを出してもらいました。


「大きな声で挨拶するチーム」

「プレー中お互いに指示しあうチーム」

「自分たちのことは自分たちでできるチーム」

など色々でました。


その中に

「自分たちの荷物をキレイに整頓する」というものがありました。


子どもたちはグラウンドに来ると、自分のリュックから水筒とボールを出して、一目散に友達とボールをけり始めるため、リュックは口が空いたまま、決められた置き場所に放置されることが通常でした。


しかし先週の練習日。


コーチが練習場所に行くと、ひとりの子が他の皆のカバンを揃えてくれていました。すぐにその行為に気が付いたので、すぐその子のところに行って「すごいね。よく気が付いたね。」と褒め、皆での挨拶の時に、他の子にも「R君が揃えてくれたよ」と他の子の前でもその行為を知らせてあげました。


4年生へのセミナーでは、子どもによっては、受けてもすぐ忘れてしまう子もたくさんいます。

でも、心のどこかに引っかかっている子もいます。

その引っかかっている子が少しだけ、いつもと違う行動をするかもしれません。


その行動を、コーチは見逃さないように、観察することが大事だと改めて感じました。


少しの「芽」をしっかり見つけて、褒めて伸ばしてやりたいと感じた一件でした。


夢が加速する アスリートメンタルコーチング

ジュニア世代のアスリートにとって、競技環境はとても狭い世界。指導者、チームメート、保護者・・でもその世界の中で何とか上手くなろうと日々盲目的にもがいている。 自分の夢のために本当に効果的に動けているか、今一度自分に問いかけてみて欲しい。 そして、その問いかけを手伝えるのがメンタルコーチ。 共に、夢の実現のために、「夢を加速」するために。

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