100%の難しさ

こんにちは。


ご無沙汰です。旅行や仕事に中々書けない日々が続いています・・・


さて、先日のサッカー少年団の練習でのお話。(ダラダラ書いています・・)


普段から「声の出ない」子たちがその日は来ていて、よく声の出ている子はお盆休みなどできていませんでした。

これは好都合、ということで、早速声を出したがる練習をしました。


一人が真ん中に立ち、残りはその人を囲むカタチで円になって立ちます。

真ん中にボールを入れると周りの子はボールを欲しい人は声を出そう、ボールを持っている人は一番声を出した人にパスしよう、というルール。

最初は真ん中の人がボールを持ってから皆一斉に「ヘイヘイ」と声かけていましたが、皆がこえを出すと当然自分のこえなんて聞こえません。工夫をし出す子は少し早めのタイミングから声を出します。また、気が付く子はボディ動作を大きくして注意を引きます。次第には動く子も出ています。


こういう気が付くことが大事だね。味方からパスをもらうときには色んな合図があるね。ということをやってみました。いつもはどれくらいの気持ちで練習やっている?ってきくと「30%くらい」とか答えますが、さっきのはどれくらい?ってきくと「100%」だそうな。


なので、試合の時は何パーセント必要?ってきくと「100%!」と答えます。

そうだよね。

試合では、相手も100%で来るからこちらが50%とかだと勝てないよね。

今やっている練習も試合で勝つためでしょ?練習でできないことが試合でできるのかな~という話をしました。

その直後はしっかり集中してやっていましたが、流石は小学生。

30分もすると、忘れてしまいます。


そのたびに声をかけて、100%は?今集中できてる?と尋ねますが、一度気持ちが落ちると中なか上がりません。


そうなると、子どもたちの好きなゲームをするしかないと、ゲームをやらせると、気持ちも上がってきて、集中してきました。更に、勝敗を競うような仕掛けをすると必死になってきました。


よしよし。


うちの少年団は通常3時間の練習。

子どもにとってはずっと集中しているのは難しい時間でもあります。(大人でもそうですね)


オーガナイズする指導者として、いかにこどもの集中力や全力を引き出すか。


怒ってやらせるのもあるけど、引き出すのも指導者の力量ですね。


色々観察しながらやってみよう。


終わり。

夢が加速する アスリートメンタルコーチング

ジュニア世代のアスリートにとって、競技環境はとても狭い世界。指導者、チームメート、保護者・・でもその世界の中で何とか上手くなろうと日々盲目的にもがいている。 自分の夢のために本当に効果的に動けているか、今一度自分に問いかけてみて欲しい。 そして、その問いかけを手伝えるのがメンタルコーチ。 共に、夢の実現のために、「夢を加速」するために。

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