選手の行動を理解しない指導者

こんにちは。


先週末は台風で大変でしたね。

私は、少年団の合宿に参加していました。

金曜から始まった合宿ですが、土曜はなんとか練習できました。が、日曜は朝は雨が止んでいたのでグラウンドまで行ったところで降り出しました。最初はテント内で雨宿りしていたのですが、次第に激しくなって、グラウンドに水が浮きはじめ、30分後にはグラウンド全体が水で覆われました。


あまりの雨に宿に戻りたかったですが、来た道が水没して車が通れない状況で、グラウンドで子供たち、保護者と孤立してしまいました。少し怖かったですね。


宿の人が道路を埋め立てて、ようやく通れるようになったころには雨も止み、グラウンドはぐちゃぐちゃで結局日曜は練習中止になりました。


せっかくの合宿でしたが、仕方がないですね。



さて、今日は「選手の行動を理解しない指導者」です。


とても難しい問題だと思います。


多くの指導者は自分の理想のチーム像、選手像を持っています。そこに近づけるために選手を指導しています。練習メニューや強度などもそこから由来するため、理想の高い指導者は、自分の預かる子供の成功を願い、厳しい指導をしがちだと思います。


一方、こどもは当然一人ひとり考え方も違えば、競技レベル、当日のコンディションでさえ違います。昨日上手くいっていたプレーが今日は気分が乗らないからできない、ということもあります。


良い指導者はそこを踏まえて、子どもたちの短期的な気分に振り回されないで指導できますが、そうでない指導者はその日、その瞬間のこどもたちのプレーに怒り、そのプレーの背景にある子供たちの気持ち、コンディション、理由を理解しようとはしません。


常に一方的な指導者の理想の押し付けのような指導は、子どもたちに楽しさを奪ってしまう可能性もあります。


一歩引いて、子どもたちの行動の裏側に着目できるようになると、指導も少しは変わってくるのではないでしょうか。


終わり。

夢が加速する アスリートメンタルコーチング

ジュニア世代のアスリートにとって、競技環境はとても狭い世界。指導者、チームメート、保護者・・でもその世界の中で何とか上手くなろうと日々盲目的にもがいている。 自分の夢のために本当に効果的に動けているか、今一度自分に問いかけてみて欲しい。 そして、その問いかけを手伝えるのがメンタルコーチ。 共に、夢の実現のために、「夢を加速」するために。

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