こんにちは。 スポーツメンタルコーチのダニーです。
昨日は都内にてセッションをしました。(スポーツではないですが)
セッションて何?って感じですが、コーチングの世界ではクライアントさんとの対話やコミュニケーションを「セッション」と言います。もしかすると音楽のセッションと同じで作り上げるというような意味なのかな?
そのセッションのレポートを備忘録として。
興味の無い方はスルーしてください。
※クライアントさんにはブログで書くことは了解済です。
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さて、この日のクライアントさんはYさん。
都内でいわゆる「士」業と言われる専門職に就かれている方でした。
この日のテーマは「今後のことがぼんやりしていて、今の会社を続けるのか?」という将来についての話でした。
10数年働いてきて、このままこの会社にいることの不安がある一方で、本当にやりたいことは何なのかがはっきりしない。だから不安。というような状況のようでした。
一通り近況や思いを聞いてみました。
その後、今の会社の仕事環境についての「満足度」を聞くと、10段階で「8」でした。意外に高いなと思いましたし、それを本人も言ったあと思ったそうです。
そこで、何の制限もなければどんな環境で仕事したいか聞いてみました。適度な忙しさ、自分の自由度があること、仲間と高めあいたい、などいくつかイメージが出てきました。
ご本人が大事にしている理想の仕事環境を出してもらっていると、今の仕事環境が実は理想の仕事環境に近いということに気が付かれたようです。
でも、足りない部分もありました。だから「8」だったのでしょう。
理想に割と近い今の仕事環境⇒では、足りないところを見る、というアプローチもあったかもしれません。ですが、その時は何となく、一回リセットしたい(今の仕事の話とは別の視点に行きたい)と思い、今の仕事環境でなければ、どんな仕事してみたいのか聞いてみました。敢えて今の仕事の環境と別の環境を比較してみたくなったのです。
すると、「自分の事務所を持つ」という想いが最初に出たのですが、掘り下げると、事務所を持つことが大事なのではなく、その空間において、クライアントや仲間などの成長の手助けができることが喜びにつながるんだ、ということが分かりました。
その喜びの起こる要素に着目して、今の仕事環境で人の育成や成長の手助けをできるようになると、満足度は上がるか聞いてみると、それができれば「10」になる、と笑顔で答えていただきました。
そうなれば、今の環境でできそうなのかを確認です。ご本人的にはできそうだということでした。
これまでは、今の仕事を置いておいて、外の世界だけで答えを求めていたのかもしれませんが、今の環境でできること、「したい」ことが見つかると、今の会社、いいかも。という答えに気が付いたようでした。
セッション半ばの、近況の想いを語る表情は後半はとても明るくなったように感じました。
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今回のセッションのポイントは、Aの環境とB環境とを比較したことから生まれたAプラスアルファかなと思います。Bと比較することで、Aに加えられるポイントが気が付いたのだと思います。
スポーツの世界でも、ある競技では当たり前の練習方法が、他の競技では全く異なるやり方をしていることもあります。他の世界を見ることで気が付くのでしょう。
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(自分の備忘録/もっと良いセッションにするために)
・付箋の使い方を工夫する。(タイミング、書き方など)
・近況をもっと深く聞くこと(自分がしっかりイメージできるまで)
終わり。
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体験セッション募集しています。(期間限定)
ご希望の方はメールかメッセージを頂ければご連絡します。
都内近郊であれば対面、遠方であればSkypeやメッセンジャーで行います。
ご連絡お待ちしております。
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