過程を褒める難しさ

こんにちは。


日々精進、という言葉がとても自分に言い聞かせているなと思う最近です。


今日は「褒める」をテーマにしていきます。


皆さんは選手を褒める時はどんな時ですか?「良いプレーをしたとき」「良い行動をしたとき」「チャレンジしたとき」などあると思います。良いプレーをしたときは自然と「やったね」「良かったよ」など出てくると思います。自分もそうです。


ただ、その行いの結果を褒めることは、悪くはないと思いますが、結果がでない選手に対しては褒めることができません。「良いプレーだったね」「勝てて良かったね」「良い指示の声だね」など、結果に左右されることもあるかもしれません。


では、結果にとらわれずに褒めるとはどういうことか。


そういう意味では、そのチャレンジ(努力)する過程を褒めると、またやってやろう、チャレンジしてみようという気持ちになります。結果だけみて悪い結果にがっかりすることはありません。


でも過程を褒めるって思っているより難しいと感じています。

何故なら、その過程をまず最低限知っている必要があるからです。選手と指導者の関係性においては、練習や試合以外の時間は接点がありません。選手がオフの時にどのようなことを考えているのか、どのような生活をしているのかは分かりません。


指導者としては、選手と接している間にそのオフの考えや行動を観察し、理解する必要があります。

では何を観察すべきなのか。


①選手の過去と今との成長度

選手を他の選手と比べるのではなく、あくまで選手の過去と比較することになります。そのためには選手は昨日できなかったことを把握しておく必要があります。昨日できなかったことが今日できるようになった、という変化を察知する必要があります。


②選手の成長の意図

①で察知した昨日までできなかったことが、選手の頑張りによってできたことなのか、偶発的なことなのか、を把握する必要があります。仮に昨日の練習後に個人練習していたとしたら、それは選手の頑張った過程が結果を生んだことになり、その頑張りを褒めることが大事になります。


この2つをしっかり頭に入れて褒めるを練習する必要がありそうです。

(自分はまだまだこれには程遠いですが)


繰り返し練習が必要そうですが、これが身に付くだけで、選手一人ひとりへの理解度がとても上がるような気がします。


皆さんは、どんなふうに褒めていますか?


終わり。

夢が加速する アスリートメンタルコーチング

ジュニア世代のアスリートにとって、競技環境はとても狭い世界。指導者、チームメート、保護者・・でもその世界の中で何とか上手くなろうと日々盲目的にもがいている。 自分の夢のために本当に効果的に動けているか、今一度自分に問いかけてみて欲しい。 そして、その問いかけを手伝えるのがメンタルコーチ。 共に、夢の実現のために、「夢を加速」するために。

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