子どもの成長スピードはみな違う

こんにちは。


今日は、私がやっている少年サッカーのコーチでのことです。

4月から5年生になるウチの少年団、団員は22名(5年だけで)います。

小学校サッカーは8人制を採用しているため、4年生の時はみんなに出場機会を与えるため、2チームで活動することが多かったです。1チーム11人くらいだと、休みや交代要員でも丁度良い感じでした。


しかし、22人もいると、サッカーに対する向き合い方もそれぞれです。

大会によっては、「勝ちにいく」大会の場合は、いわゆるAチーム(うまい子を集める)を編成したりします。一方で、残った子たちはBチームになります。


Aチームの子たちは練習でも皆一生懸命やったり、勝ちや成長にも前向きな子が多いです。それに対してBチームの子はやはり、練習も決まった時間に来て、練習して終わるとその他の時間はボールを触らない、という子もいます。(もちろん一生懸命やっているけど技術的な成長の遅い子もいます)


勿論、巷で言われている日本人は練習時間が長すぎる、ということは重々承知しています。


コーチとしてはやはりチーム全体の底上げを目標にします。


でも、ふと立ち止まって考えると、子どもたちは何のためにサッカーをやっているのか。もちろん少なからず上手くなりたいとは思っているとは思いますが、もっと「友達と一緒にいられる」「親が喜んでくれる」「体を動かすのが好き」などと考えている子に「もっと練習した方が良いよ」というのは方向がずれている気もします。


所属しているからには何か魅力があるから練習に来るのでしょうから、練習はしっかりやってほしいし、その場で得られるその子の満足は得て欲しい。


では、この実力差はどうするか?



結論は・・・




仕方ないよね。。。(コーチとしてはそれもその子の個性だと捉えるしかない)



子どもっていつスイッチ入るか分かりません。自分も高校くらいからやっと部活を真面目?にやるようになった気がします。なので、今練習しないからって気を揉むのは違うのかな。


むしろ、楽しめる環境や、コミュニティの中で経験できる人間性の形成をしっかり見据えた方が後々の成長にも良いのかもしれない。と思う最近です。


10年後や20年後に「あの時楽しかったから・・・」というような言葉が聞けるように頑張るしかない。


終わり。



夢が加速する アスリートメンタルコーチング

ジュニア世代のアスリートにとって、競技環境はとても狭い世界。指導者、チームメート、保護者・・でもその世界の中で何とか上手くなろうと日々盲目的にもがいている。 自分の夢のために本当に効果的に動けているか、今一度自分に問いかけてみて欲しい。 そして、その問いかけを手伝えるのがメンタルコーチ。 共に、夢の実現のために、「夢を加速」するために。

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